38:名無しNIPPER[sage saga]
2020/09/09(水) 23:08:36.55 ID:FP9CMTOT0
一次的な封印くらいできる? バカか。私は。
本気で魔王の敵意を向けられたらどうなるかということを私はわかっていなかった。
だめ! 動け! 恐れるな私!
魔王が指に魔力を込めていくのが見えて、必死に自分の身体に命令する。
それなのに逃げることも杖を抜くこともできない。
「さて――」
「ちょっと待ったあああ!」
魔王がいよいよ魔弾を放とうとしたそのとき、緊張感のない声が割り込んできた。
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