キョン「俺だって嫌われたくないさ」佐々木「へ? じゃあ、キミは僕のことが……」
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7:名無しNIPPER[sage saga]
2020/09/04(金) 21:55:07.34 ID:PmfM16hRO
「対ギャオス戦では空中戦が主となる。だから"青龍"という切り札をシリーズに残しておく必要があった。それが、イリスをあくまでもギャオスの変異体と位置付けた狙いだ」
「そこまで考えて『ガメラ 2 レギオン襲来』を制作していたとは。しかし空中戦では役に立たない"白虎"なら第2作で登場させてくれても良いようなものを……焦らしていたわけか」

さてな。そこまでは俺にもわからん。
単に第2作の時点で製作陣の頭の中身が空っぽだっただけかも知れん。内容も薄いしな。

「恐らく、状況的にギャオスが飛来して現れるであろう"青龍"に相当する怪獣はガメラの味方をしてくれる筈だ。じゃないと詰む」
「だろうね。しかし、とはいえ人類の味方とは限らない。単純に自らが支配する天空をギャオスに侵略されるのが嫌だったのかもね」
「ま、そんなところだろう」

敵ではないが、味方ではない。
単なる縄張り争いの結果、"青龍"は"朱雀"の群れを蹴散らす。結果的に人類は助かる。
そこでふと、佐々木が矛盾点に気付いた。

「でもキョン。『ガメラ 3』の作中内で"青龍"は"海蛇"と表現している部分はどう説明するのさ? "海蛇"が空を飛べるのかい?」
「亀のガメラだって飛んでるんだから、飛べるんじゃないか? きっと"白虎"も飛べるぞ」
「そんなの滅茶苦茶じゃないか! まさかキミ、適当なことを言っているのではないだろうね? こんなに僕が必死に考えてるのに!」

まさかも何も初めから適当だ。当然だろう。

「だ、騙したのか……? そうやっていつもキミは僕に気を持たせてその気にさせて……」
「別に騙したつもりはないぜ。お前がひとの言うことをホイホイ信じるのが悪いんだ」
「くっ……信じていたのに、ひどいよ」

じわりと涙目になる佐々木。最高に可愛い。


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