【ラブレコ】〜第1章〜穂乃果「待っててね、雪穂。お姉ちゃんが見つけるから」
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◆wU90jn4ibk
2020/09/01(火) 09:49:44.63 ID:oDG5Ig1P0
――向こうの部屋では――
月咲「いつまでもまともにやりあってたらうちらに勝ち目がないわ」
月夜「もう一つ、とっておきの手段がございます」
フェリシア「弱い奴ほど卑怯な手段に逃げるよな」
いろは「油断してると危ないよ?」
フェリシア「どうせ大した連中じゃねえだろ」
月夜「それじゃあミュージック♪」
月咲「スタート!」
すると部屋全体にスピーカーが壊れそうなほどの爆音が流れてきた
いろは「ぎゃあああ!!耳が!」
フェリシア「うるせーな!何なんだよ?」
二人とも慌てて耳を塞ぐ
穂乃果「何かすごく騒がしくない?こっちまで聞こえてくるけど」
穂乃果「いろはちゃんたち、大丈夫かな?」
絵里「彼女たちは私が守るから」
絵里「あなたは今のうちに逃げなさい」
穂乃果「そういうわけにはいかないよ」
絵里「何言ってるのよ?」
穂乃果「だって妹を助けに来たのが目的だから」
穂乃果「穂乃果にも戦う義務があるんだよ」
穂乃果「だからお願い、協力させて!」
絵里「言ってもどうせ聞かない事ぐらい知ってるわよ」
絵里「それじゃあ行きましょう」
その時、やちよと鶴乃も部屋の前までたどり着いてきた
鶴乃「お待たせ!」
やちよ「いくら一人あたりの力が弱いとはいえ、何十人も束になって来られると倒すのにも手こずって、膨大な魔翌力を使ってしまうわ」
絵里「ベテランの言うセリフじゃないわね」
穂乃果「七海さんと鶴乃ちゃんも大丈夫だった?」
鶴乃「余裕余裕!」
やちよ「私の事はいいから、あなたたちは自分と妹さんの心配してなさい」
鶴乃「それよりいろはちゃんたちが危ない!」
二人ともずっと耳を塞いで身動きが取れないようだ
とりあえず私たち4人も部屋の中まで入ってみるが
穂乃果「いやああああ!!耳痛いよおおおお!!」
絵里「うるさすぎてとても集中出来ないわ」
やちよ「奴らの武器は吹奏楽器よ」
鶴乃「にしてもうるさいな、何か対処法ないかな?」
やちよ「それが分かれば苦労しないわよ」
鶴乃「そうだ!騒音には騒音で対抗するなんてのはどう?」
やちよ「鶴乃もとうとうこの大音量に耐えられなくなって頭がおかしくなっちゃったかしら?」
鶴乃「違うよ!私はいつだって正気だよ!」
絵里「一応試してみましょう」
穂乃果「少し慣れてきたけど、体を動かすのは厳しいかな?」
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