大慈大悲のルーナ
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2:名無しNIPPER[saga]
2020/08/30(日) 23:05:30.16 ID:oR7gEo4j0
助手「それなんですけど、一つ提案があるんですが、聞いてもらえません?」

探偵「言ってみろ」

助手「こうやって待つのもいいですけど事件が身近で起きるなんて、それはコナン君だけだと思うんですよね。だから、これから私たちの方から出向くのはどうです?」

探偵「ほう、発想の逆転だな。なにか心当たりがあるのか?」

助手「これです、今朝の週刊誌で見たんすけど、行方不明者多数、霧雨が漂う町で一体何が起きているのか、この事件を探ってみましょうよ」

探偵「それなら、見たな。場所は大慈大悲のルーナが治める町、ヘブラ。そこで300人以上が行方不明になっている。だが、これにむざむざ乗り込むのは得策ではないな」

助手「えーそう言わないでくださいよ。なんだか、金の匂いがしません?行方不明者の家族にうまく取り込めばいくらでも活動費用はせしめることができると思いますがぁ」

探偵「性根の腐ったメスガキよ。俺が言っているのは大慈大悲のルーナが治めていることだ。そこでは独自の文化と規則が存在している、破れば牢屋送りにさせられるぞ」

助手「誰がメスガキか、もう花も恥じらう乙女ですよ。だいたい牢屋に入るくらいなんですか。働かなくても飯がでるんですよ」

探偵「花は知らんが、お前が鼻をほじるのは見たことあるし、人としてどこまで堕ちるつもりだお前は」

助手「っ、ぎょあああああああ!なんでみてるんですか!このゴリラ!…で、でもアイドルだってうんこするんです。メスがどうしても出ないあの黄色の物体が気になって鼻をほじるのがなんだっていうんですか!?なにも問題はないですよね!」

探偵「乙女を名乗るなら問題ありありだろう」

助手「わたしがお…おとめ…じゃないと……ちがう。わたしは乙女なんだ…間違っているのは…。」

助手は手に持っていた新聞紙を幾重にも丸めて棒状にし始めた。それからぶつぶつと呪詛を吐きながら、槍のように棒先を尖らせていく。探偵はそんな助手にいささか怖気づいて、脱線した話を戻すことにした。

探偵「おい助手、この事件に関わらないとは言っていないぞ。物事を探るには順序がある、まずはこの手で潜入する」



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