提督「観光するか」 金剛・瑞鶴・響「はいっ!」 空母棲姫「…………」
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54:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2020/08/28(金) 02:52:11.72 ID:7x0EuHPR0
金剛「♪」トコトコ

金剛(やっぱり良い夢を見られたデース♪ 夢見が良すぎてついつい早起きしてしまいまシタ。夢とはいえ知らない古い町並みをテートクとデートだなんて最高でシタっ)トコトコ

金剛「まだテートクも起きていないでショウし、今の内に総司令部から届いている書類を運んでおくデース」カチャ

金剛「……ん? 薄い封筒が一枚だけ……? おかしいデスね。いつもならば小さな段ボール箱なのデスが……」

金剛(配達ミス……? いえ、まさかそんな。デスが、だとしたら一体?)

金剛「……なんだか、嫌な予感がします」

…………………………………………

提督「────」パチ

空母棲姫「すぅ……」

提督(朝か。……この状況はあまり慣れそうにないな。起きた時に誰かが居るというのは少し不安になってしまう)

提督(水でも飲んでくるか。誰も起きていないだろうから静かに)スッ

カチャ──パタ──

提督「む?」

金剛「あ、テートク。グッモーニン」

提督「もう起きていたのか。早いな」

金剛「夢見が良すぎてすぐに起きてしまいました。……それよりもテートク。少しおかしい事が起きています」

提督「どうした?」

金剛「総司令部からの書類を先に持ってこようと思ったのデスが、今朝はこれだけだったのデス」スッ

提督「……封筒一枚? これだけか?」

金剛「ハイ。配達ミスか何かかと疑いましたが、仮にも軍用施設への配達をミスするだなんて不自然デス」

提督「……ふむ」ベリッ

提督「……………………」

金剛「なんて書いてあるデスか?」

提督「……金剛、緊急事態だ」スッ

金剛「……なっ!? これ……本気ですか……?」

提督「どうやらそうらしい……」

提督「──私は、除籍だそうだ」

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