提督「観光するか」 金剛・瑞鶴・響「はいっ!」 空母棲姫「…………」
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38:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2020/08/22(土) 23:01:55.04 ID:BTB6ZV0B0
提督「ふむ、なるほど。良いなそれは。とても良い。一歩を踏み出せと言ったのは杞憂だったのかもしれんな」

空母棲姫「貴方がそう言ったからよ」

提督「だとしても、お前が自分の意思で踏み出した事には違いないだろう?」

空母棲姫「それは……そうかもしれないけれど……」

提督「褒めているんだ。素直に受け取ってくれないか?」

空母棲姫「……なんだかくすぐったい気持ちね」

提督「どうやら褒められ慣れていないようだ」

空母棲姫「──クシュッ」

提督「む。夜風に当たり過ぎたか。中に入るぞ」スッ

空母棲姫「……くしゃみなんて初めてしたかもしれないわ」スッ

提督「その初めてを私が聞いてしまったか」

空母棲姫「怒るわよ」

提督「それは困るな。今のは言わなかった事にしておこう」

空母棲姫「もう……」

提督「さて、空母棲姫。朝起こすから、その時は頼む」

空母棲姫「……こちらこそ……お願いす──します」

提督「もっと言い易い言い方で良いんだぞ?」

空母棲姫「……気が向いたらね」

提督「そうか。なら気が向いたら、な」

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