提督「観光するか」 金剛・瑞鶴・響「はいっ!」 空母棲姫「…………」
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25:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2020/08/21(金) 02:00:32.35 ID:+7FXqHUo0
金剛「私はそんな物騒な事をするって思われていたですか!?」

提督「否定できるか?」

金剛「それは────…………う……」

提督「お前は仲間思いだ。そして、そこに私が絡むと余計に心配症になるだろう?」

金剛「うぅっ」

提督「間違っていたか?」

金剛「ぅー……。間違っていないデース……」

提督「どれだけお前の事を見てきたと思っている。そのくらい分かるぞ」

空母棲姫(……これって新手の惚気か何かなのかしら?)

提督「さて、ではそろそろ本題に入るとしよう。まずは現状確認だが、空母棲姫は自分の立場をどう思っている?」

空母棲姫「お前達の敵である深海棲艦だが」

提督「つまり私達はお前の敵という認識だな」

空母棲姫「……………………」

提督「どうした?」

空母棲姫「……一応、それは頭では分かっている」

提督「詳しく言ってくれ」

空母棲姫「お前も、その金剛も、あの瑞鶴と響も、本来ならば殺し合う関係だとは分かっているんだ。……だが、どうしてか危害を加えようという気になれん」

提督「それはどうしてだ」

空母棲姫「分かれば苦労しない……。矛盾している言葉だが、敵なのに敵ではない……と認識をしてしまう。全くもって不思議な感覚だ」

提督「なるほど。だから夕食の時もあんなにぎこちなかったのだな」

空母棲姫「それは言うな……!」

提督「いや、少々疑問に思っていた所だったのでな。敵に鹵獲をされたと認識している可能性もあったから、少しばかり心配の種ではあったんだ」


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