9: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2020/08/11(火) 04:11:50.00 ID:OyIzvWrPO
※ ※ ※
幸子「ふう、まだ午前中なのに移動するだけで汗をかいてしまいますねえ」
ガチャ
幸子「おじいちゃーん、おばあちゃーん! カワイイ孫の幸子が来ましたよー!」
幸子「……返事も物音もありません。買い物でしょうか? ふう、とりあえず休憩しますか。おや?」ヨッコイショ
<ニャー
幸子「にゃん吉じゃないですか。よしよし」
<ゴロゴロ♪
幸子「猫は一ヵ月会わないと忘れるっていいますが、貴方は年に二回しか会わないボクをちゃんと覚えていますよね。偉いです」
<ニャー ゴロンゴロン
幸子「はいはい、お腹も撫でで上げますから。ボクほどではありませんが、貴方もカワイイですからね。……みくさんの猫キャラで行くという路線は、王道なのか色物なのかわかりませんでしたが、やはり王道なのでしょうか?」
<ニャー?
幸子「ん、貴方はボクほどではないけどカワイイという話ですよ。さて休憩もしましたし、ちょっと外に様子でも――」
<!? バッ!!
幸子「――見に、え!?」
<ンニャー!
幸子「……ッ!!? そんな……バカな」
<ゴロゴロゴロ♪
幸子「ついさっきまでお腹を出して寝転んでいたのに……ボクが立ち上がろうとするや否や、ボクの膝に飛び乗って動けないようにする……こんなの、カワイくて構うしかないじゃないですか!」
<ニャー
幸子「カワイさについてボクが学ぶ日が来るとは……やるじゃないですかにゃん吉」
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