武内P「魔神が生まれた日」
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19: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2020/08/11(火) 04:19:51.00 ID:OyIzvWrPO
卯月「す、すみません。私変な事を訊いちゃったんしょうか?」

武内P「あ、謝らないでください! 悪いのは……悪いのは全て私で、島村さんは何も悪くなどありませんから!」

卯月「いえ、悪いのは私の方です!」

武内P「いえいえ、悪いのは私です!」

卯月「プロデューサーさんは悪くありません!」

武内P「島村さんの方こそ悪くありません!」

卯月「プロデューサーさんが悪い事をするはずがありませんから!」

武内P「島村さんが悪い事をするなどそれこそあり得ません!」

『……』

卯月「……ププ」

武内P「……フフ。取り合えず謝り合うのは止めますか」

卯月「はい!」

卯月「ええっと、それじゃあ……さっきの件は他の人に話さない方がいいんですよね?」

武内P「え、ええ。どうかお願いします」

卯月「でも教えてくれないんですよね?」ジトー

武内P「その……正直に話すべきなんですが、どう話したらいいか私にはわからないのです」

卯月「ならいいです! 気にはなりますけど、プロデューサーさんを困らせてまで知りたい事じゃありませんから!」

武内P「ありがとうございます」ホッ

卯月「でも代わりに、お願いしたい事があるんです」

武内P「何でしょうか?」

卯月「その……お腹に当たったあの感触が忘れられないんです」

武内P「…………………………え?」

卯月「私に話しづらい事なのはわかりました。だからいつか――プロデューサーさんが今回の事を話せるぐらいに内心の整理がついたら」





卯月「またお願いします♪」





武内P「」

卯月「そ、それじゃあ失礼します!」

武内P「……ハッ!? 待ってくださ――」


ガチャ、バタン


武内P「……私は、いったいどうすれば」


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