502: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/11/08(日) 21:59:16.39 ID:MGCdRfMlO
「様子はどうだ」
応接間に入ってきたデボラがふうと息を吐いた。
「傷は塞がっているけど、出血がかなり多かったからねえ。今日は動けないね」
「……そうか」
窓から潮風が入ってきた。ロックモールの常夏の気候でも、このおかげで氷結魔法は必要なさそうだ。
俺たちは、何とか商人団を偽装してロックモールに入ることができた。その最大の功労者は、まだ眠りについている。
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