130: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/08/21(金) 20:47:12.04 ID:GUtbYzIjO
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「うーん!ひっさびさに飲んだぁ」
私は大きく伸びをした。空は既に暗くなり始めてるけど、このぐらいなら大丈夫だろう。
「嬢ちゃん、なかなかいけるな。今度は時間無制限でやろ……っと怖い怖い」
魔王がランパードさんを睨みつけた。
「そんなに威嚇しなくてもいいのに」
「エルフには心を許してはならん」
「でも、ランパードさんいい人だよ?」
「……どうだか」
ランパードさんが、「じゃあ明日朝の10の刻にここで会おうぜ」と手を振った。私も手を振り返す。
「ええ!!よろしくお願いしまーす」
魔王はムッとした様子で歩き始めた。……これって、ひょっとして。
「えー、まさか私とランパードさんが仲良くしてるから機嫌悪いの?」
「……馬鹿がっ。そんな嫉妬などという感情は、俺は持ち合わせてないっ」
……魔王の表情は暗くて分からない。でも、ひょっとして……照れてたりするのかな。
「んふふっ」
何か、年下の子を見てるようで可愛いな。フードの下の表情を覗いてやろう。
私が彼の前に出ようとしたその時だ。
魔王が急に立ち止まった。
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