樋口円香「──誠意を見せていただきましょうか」
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5:名無しNIPPER[sage]
2020/08/02(日) 22:35:53.65 ID:YkNVrYJ6o
キーボードを打鍵していると、外から賑やかで仲の良い声が聞こえてきた。
そうか、もうそんな時間か。モニターに表示された時間を見ても間違いはない。窓から差し込む陽の色は赤くなっていた。
──ガチャン。
「ぷ、プロデューサーさん、おつかれさまです!」
扉を開けて一番目に入ってきたのは小糸だった。続いて、後ろから円香、透、雛菜の順番に中へと入ってくる。
四人とも制服姿だ。レッスン後は直接帰っても大丈夫と言っていたんだけど、わざわざ寄ってくれたらしい。
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