アナスタシア「しとしと、わくわく」
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7:名無しNIPPER[saga]
2020/08/02(日) 21:35:29.91 ID:HnCLjJSc0

そう。本日は七月の七日、七夕のその当日でした。


事務所のロビーにも立派な笹が飾られていて、
色とりどりの短冊も結ばれてはいるものの、空模様は依然として芳しくなく、
年少組のアイドル達は窓の外を残念そうに見上げているばかりです。

ですが例年、七夕の夜は雨が降りがちなもの。
仕方の無い事ではあるのですが、そこは蘭子も堕天使ですから。
天の神様の言う通りというのはちょっとだけ悔しかったりします。


 「……あっ! そうです、あれがありましたねー」

ぽんと両手を合わせた茄子が何かを探しに小会議室を出て行きました。
すぐに帰って来た彼女の手に握られていたのは、
箱ティッシュと麻紐と、それからサインペンが数本。


それを見てピンときた蘭子も芳乃も顔を見合わせて、笑いながら頷き合うのでした。



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