90:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 19:07:21.10 ID:34E8RAEK0
「アナタも我が眷属の末裔なんだから..我に恥じない程度の器に育ってもらわないと困るわ」
「お前はドラキュラかっつーの!!なんだ魔力を養う器って!?訓練って何すんの!?」
黒猫の言葉に対する兄貴の突っ込みが大きく響き渡った。
あのバカ..隣の部屋にアタシたちがいること忘れてんの?
アンタの突っ込みって声がデカいのよ..近所中に聞こえてるかもしんないっつーの
「器を養う..我が眷属の末裔...そういうことでしたか...」
黒猫の発言にあやせがポツリと口を開く...
「お..おい..あやせ..なんで光彩が濁ってるんだよ..な、なんか..怒るようなことでもあったか?お、おまえ..体から魔力が出てんぞ..」
「加奈子が何を言っているのかわからないな...話に集中したいから静かにしていて」
あやせは怯える加奈子を冷たく突き放し、部屋の壁により深く耳を押し付けた
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