5:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 18:19:20.30 ID:34E8RAEK0
「zzz..zzz...」
はやッ!もう寝ちゃったの?
6:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 18:20:02.10 ID:34E8RAEK0
アイツがあやせの夢を見ていることにいてもたってもいられなくなったアタシは部屋を飛び出して兄貴の部屋の前へとやってきた
カチャ..キィ..
7:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 18:20:36.17 ID:34E8RAEK0
「アレ..これってもしかしてさっき兄貴が書いていた..」
ティッシュ箱を振り上げた時、机の上に3冊のノートが置きっぱなしになっているのが目に入った
兄貴がシナリオを書いていたと思わしき数冊のノートが机の上にあることに気が付いた私は、ティッシュを投げるのを中断してその中の赤いノートを手に取った
8:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 18:21:12.19 ID:34E8RAEK0
『なぁ..いいだろ..?高坂..』
『や..やめろ...何をするんだ赤城!?』
『暴れんなって...ローションを入念に塗っておかないと痛いからな..ジっとしてろよ..』
9:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 18:21:47.65 ID:34E8RAEK0
「あ..アイツ..一体何を考えて..」
アタシはペラペラとノートをめくっていき、兄貴が脳内で創り出した物語をドンドンと読み進めていった
10:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 18:22:29.08 ID:34E8RAEK0
「あ..あああ...」
アタシの口からうめき声が漏れ出す...
11:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 18:23:11.81 ID:34E8RAEK0
「う...うーん...」
「や、やば..」
兄貴が寝返りを打ち布団の中でモゾモゾと動きだす
12:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 18:23:46.31 ID:34E8RAEK0
ガチャ..バタン
「ふぃ〜..トイレ...」
13:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 18:24:22.31 ID:34E8RAEK0
ーーーーーーー
ーーーーーーー
「ない..ない!..ない!!..ない!!!」
14:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 18:24:59.57 ID:34E8RAEK0
「く..黒猫..ない..ないんだよ!!」
「ないって...なにが?」
「瀬菜のシナリオがだよ!!まいったな〜..自分の作品を失くされたなんて知られたらアイツ怒り狂うぞ..」
15:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 18:25:39.67 ID:34E8RAEK0
部長の作品はエロや2次元のキャラが中心の作品が多かったが、さすが部長というべきか..なかなかに完成度の高い話が多く大変参考になった。
真壁君が書いたシナリオは巨乳の女がやたらと出てくるお話で、思春期の男子高校生が抱く健全なエロがふんだんに盛り込まれていた。
そして...瀬菜が書いたシナリオは
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