3:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 18:17:57.32 ID:34E8RAEK0
「あちゃ..もうこんな時間か..夜更かしはお肌の大敵なのに..今日はこの辺にしておくか..ふひひ..りんこちゃん..またちゅっちゅしよーね♡ふひひ♡」
時計を見ると深夜の2時を回っていて、そろそろ眠くなってきたアタシはエロゲを終了しパソコン画面を閉じて、ベッドで眠ることにした
「...あのバカ..さすがにもう寝ちゃってるよね..」
4:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 18:18:36.94 ID:34E8RAEK0
「ふぅ..我ながら自分の才能が怖い..俺って..天才かも知れないな..」
あ、あれ?兄貴まだ起きてるの...?
寝言の代わりに薄い壁越しに聞こえてきたのは自分に酔ったキモイ声だった
5:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 18:19:20.30 ID:34E8RAEK0
「zzz..zzz...」
はやッ!もう寝ちゃったの?
6:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 18:20:02.10 ID:34E8RAEK0
アイツがあやせの夢を見ていることにいてもたってもいられなくなったアタシは部屋を飛び出して兄貴の部屋の前へとやってきた
カチャ..キィ..
7:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 18:20:36.17 ID:34E8RAEK0
「アレ..これってもしかしてさっき兄貴が書いていた..」
ティッシュ箱を振り上げた時、机の上に3冊のノートが置きっぱなしになっているのが目に入った
兄貴がシナリオを書いていたと思わしき数冊のノートが机の上にあることに気が付いた私は、ティッシュを投げるのを中断してその中の赤いノートを手に取った
8:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 18:21:12.19 ID:34E8RAEK0
『なぁ..いいだろ..?高坂..』
『や..やめろ...何をするんだ赤城!?』
『暴れんなって...ローションを入念に塗っておかないと痛いからな..ジっとしてろよ..』
9:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 18:21:47.65 ID:34E8RAEK0
「あ..アイツ..一体何を考えて..」
アタシはペラペラとノートをめくっていき、兄貴が脳内で創り出した物語をドンドンと読み進めていった
10:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 18:22:29.08 ID:34E8RAEK0
「あ..あああ...」
アタシの口からうめき声が漏れ出す...
11:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 18:23:11.81 ID:34E8RAEK0
「う...うーん...」
「や、やば..」
兄貴が寝返りを打ち布団の中でモゾモゾと動きだす
12:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 18:23:46.31 ID:34E8RAEK0
ガチャ..バタン
「ふぃ〜..トイレ...」
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