121:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 19:22:28.50 ID:34E8RAEK0
「このケーキうめー!!おばちゃんもう一個食っていいか!?」
「どうぞどうぞ♪..好きなだけ食べてって頂戴..!!あ、私ちょっと急用を思い出したからでかけてくるわね〜」
そういうとお袋はそそくさと家を出て行ってしまった..年頃の娘たちに嘔吐という言葉を聞かせてしまったのがよっぽど気まずかったようだ..
騒動の発端になった本の裏表紙に赤城瀬奈という作者の名前が記されており、桐乃とあやせの誤解はあっけなく解けたのだった
俺たち一同は場所を下のリビングへと移し、和解の印としてテーブルを囲んで和やかにケーキを頬張っていた
「それにしても..なんでおまえらあんなに怒ってたんだよ?黒猫がちょっと卑猥な小説読んでいたからって過剰反応しすぎじゃねえのか?」
「ハ..ハァ!?あんなキモイ文章の朗読を聞かされたら怒るにきまってんじゃん!?」
桐乃は顔を真っ赤にしてそう叫んだ。コイツ..何か隠してやがんな?
166Res/122.22 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20