タツマキ「このハゲも一緒に暮らすから」ブブキ「はあっ!?」
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名無しNIPPER
[sage saga]
2020/07/24(金) 21:50:16.93 ID:5NhpqbcGO
「入りなさい」
「お、お邪魔します……」
車ごと連行されたのは高層マンション。
その最上階のフロアの庭に、着地した。
以下略
AAS
3
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/07/24(金) 21:52:56.26 ID:5NhpqbcGO
「お、来たか。遅かったな、ブブキ」
姉の家はとても広く、部屋数も多くて、そしてそのほとんどが使われておらず、なんて無駄に贅沢だろうと思っていたら、彼が居た。
つるりとしたその禿頭を見違える筈はない。
以下略
AAS
4
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/07/24(金) 21:55:18.03 ID:5NhpqbcGO
「じゃ、私は仕事があるから」
「ま、待って、お姉ちゃん!」
「良い子にしてるのよ、ブブキ」
制止虚しく、姉は飛び去った。
以下略
AAS
5
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/07/24(金) 21:57:19.14 ID:5NhpqbcGO
「そろそろ腹が減ったな」
「そうね。ちょっと冷蔵庫に何か入ってないか見てくるわ」
結局、それから陽が暮れるまで2人でゲームをして姉の帰りを待っていたのだが、姉が帰ってくる気配はなく、空腹を感じたので冷蔵庫があるキッチンへと向かった。
以下略
AAS
6
:
名無しNIPPER
[sage]
2020/07/24(金) 21:58:26.68 ID:9s3gH0tz0
ブブキって誰だよ
7
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/07/24(金) 21:59:09.65 ID:5NhpqbcGO
「ただいま」
「あ、お姉ちゃん。おかえりなさい」
「おせーよ!」
それからしばらくして姉が帰宅した。
以下略
AAS
8
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/07/24(金) 22:01:38.62 ID:5NhpqbcGO
>>6
ああ、すみません!
フブキの間違いです!
ご指摘くださり、ありがとうございました!
以下略
AAS
9
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/07/24(金) 22:03:06.74 ID:5NhpqbcGO
「久しぶりに一緒にお風呂でもどう?」
食後に姉から誘われて、一緒に入浴した。
姉は小学生の頃から文字通りの意味で何も変わっておらず、なんだか懐かしかった。
しかし、姉は私の成長に思うところがあるらしく、自分の身体と見比べながら呟いた。
以下略
AAS
10
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/07/24(金) 22:05:08.10 ID:5NhpqbcGO
「あ、サイタマ。お風呂空いたわよ」
「ああ。あとで入る」
「あれ? その格好、どうしたの?」
入浴の後、リビングで姉のくるくるの髪の毛をドライヤーで乾かしていると、サイタマが何故か仕事をする際の格好で現れた。
以下略
AAS
11
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/07/24(金) 22:10:15.77 ID:5NhpqbcGO
『オレの名はバイウゼンセン!! この街に暮らす人間共に告げる! 今から1時間後、貴様らは水没するだろう!!』
怪人の名はバイウゼンセン。
そのまんま、梅雨前線の怪人らしい。
そしてその名が示す通り、激しい雨が降り注ぎ、自らの宣告を実行に移した。
以下略
AAS
12
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/07/24(金) 22:11:31.58 ID:5NhpqbcGO
「あれはジェノス!? 地上から雨雲を焼き払うつもりなの!? まさか、そんなこと……」
「ええ。無理だったみたいね」
S級ヒーロー、『鬼サイボーグ』ジェノス。
サイボーグの彼は身体中至るところに兵器を仕込んでおり、特にレーザー兵器が強力だ。
以下略
AAS
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