90: ◆a4r7B45BeM
2020/07/20(月) 12:43:33.65 ID:hTTQU4afO
飛鳥「…! 聞かせてくれるかい?」
ありす「……でも、これは飛鳥さんの負担が大きすぎる作戦で」
飛鳥「そんなことはいいさ。結局ここで負けたら元も子もないんだ。聞かせてくれ」
ありす「………分かりました。…作戦というのは、杏さんの時のアレをやるんです」
飛鳥「杏の時の…つまり……セクシーギルティに任せる…?」
ありす「違います!私が小さくなってスキルの情報を飛鳥さんに教えるやつです!」
飛鳥「…なるほど、そうか!それがあった!」
ありす「私が《小さな妖精》で小さくなって、飛鳥さんの服にたくさん付いてるポケットの1つに入るんです。そうすればスキルの名前もすぐに聞けるからすぐに検索できます!」
飛鳥「それをボクのラジオで聞く……か」
ありす「はい。…………どうでしょう…?」
飛鳥「……いや、いい作戦だ。ボクにはそれ以上のものは思い付かない。それでいこう」
ありす「はいっ!《小さな妖精》」シュシュシュシュ
ありす(ミニ)「ガンバリマショウ! アスカサン!!」
飛鳥「声も小さくなるのか、よく聞こえない……すまないありす。すごく狭いとは思うけど、我慢してくれ」
ありす(ミニ)「ソノクライ モンダイナイデス!」ヨジヨジ スルッ!
飛鳥(ありすはポケットの中に入った…ラジオを1m以内に設定して…っと) カチャカチャ
飛鳥(これで周囲の状況が知れなくなった……曲がり角の近くにいない方がいいな、少し動くか…) テクテク
ラジオ『飛鳥さん、聞こえますか?』
飛鳥「あぁ、聞こえるさ」
ラジオ『《∀NSER》はインディヴィジュアルのユニットスキルです。質問を設定してから∀NSERをフルで歌って踊ると、その答えが分かるそうです」
飛鳥「つまりこの場合はボクとありすの居場所。ってところか……」
ラジオ『多分…そしてインディヴィジュアルのユニットスキルが発動してるということは…』
飛鳥「輝子と乃々も協力している、と」
ラジオ『はい』
飛鳥(そしてその2人も位置を知っている可能性が高い……か)
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