50: ◆kratnb/iBE[saga]
2020/08/29(土) 13:12:57.84 ID:EsROXA4w0
ぐだ男「善処するけど、必要があればまたやるかも」
モードレッド「あのな。……や、いいわ。同じことが無いようにオレが守れば良いって話だよな」
ぐだ男「あの……怒りメーター振り切れて逆に優しくなっちゃった?」
モードレッド「人に怒られると分かってる事はやんじゃねぇよ」
ぐだ男「ごめん」
モードレッド「……マスター。オレ、さっきまで滅茶苦茶ブチギレてたんだよ」
ぐだ男「うん……?」
モードレッド「でも、お前の顔見たらさ……なんかわかんねぇけど、ほっとしちまった。ワケわかんねぇ……なんだこれ?」
ぐだ男「……うん」
モードレッド「……お前の腹、斬られてさ。滅茶苦茶血が出て、内臓見えてて、オレ……」ポロッ
ぐだ男「モーさん!?」
モードレッド「ワケわかんねぇ……わかんねぇけど、お前が悪いんだ……お前が心配させるから……」グスッ、グスッ
ぐだ男「心配かけてごめん、本当。反省する」
モードレッド「目覚まさないってガウェインの野郎が言ってて、ずっと気分悪くて、ガウェインの野郎ぶちのめして……ヒック……全然気分晴れなくて……」グスッ
ぐだ男「ガウェインもごめん……!」
モードレッド「……お前は傷ついちゃダメなんだ。オレが守ってやるから、二度と傷つくな。約束しろ」ゴシゴシ
ぐだ男「……分かった」
モードレッド「……あー! なんだよこれ! クソッ! ここに来てから意味わかんねぇことばっかだ! 全部お前のせいだからな!」
ぐだ男「なるほど?」
モードレッド「この貸しは高くつくからな! 覚えとけよ! とっとと寝やがれ!」ガンッ
ウィーン
ぐだ男「…………。モーさんも泣くんだなぁ……なんか胸が痛い」
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