25: ◆kratnb/iBE[saga]
2020/07/21(火) 09:55:07.89 ID:nW4hQEY90
ティーチ「……デュフフフ! さてさて、あんまり暗い話ばっかりじゃつまりませんからな。ほれほれ、マスターも落ち込んでばかりいないで! これから頑張ればいいのですぞー!」
ぐだ子「うん……そうだね」
ティーチ「マスターは難しく考えすぎなのですぞ! サーヴァントを必要以上に個人として扱う! ゲームやアニメの世界ならそこから始まるロマンスもありましょうが、ここは現実。生きるか死ぬかの際の際! 隙を見せたら即お陀仏!」
ぐだ子「分かってはいるんだけどね。頭では理解してても、それでもみんな大切な仲間なんだって思うとさ」
ティーチ「仲間だと思ってくれるのは大歓迎ー! ですが、もう少し割り切るのが肝心ですな。マスターが生きる! 拙者達も生きられる! 死んでも復活! 簡単な話ですぞ!」
ぐだ子「アハハ……そうだね。うん、そうなんだよ。そうなんだけどさ……そうなんだけど……」グスッ
ティーチ「あーあー! 乙女の涙はこんな男には勿体無いなー!」
ぐだ子「私、馬鹿だけど……でも、怖いんだよ、くろひー……目の前でくろひーが血まみれになって、消えるって思ったら……」グスッ……
ティーチ「……分かった。ああ、そうだな、そうだ。お前はただの一般人だったな。なら約束してやる。良いか、マスター。俺は死なねぇ」
ぐだ子「え?」
ティーチ「何度死んでも生き返ってお前を守ってやる。例え首を刎ねられようと、起き上ってきてやる。約束だ」
ぐだ子「……くろひー」
ティーチ「どんだけ傷つこうと、お前だけは傷つけない。これは海賊黒髭として誓う。だからお前も誓ってくれ。俺を信じると」
ぐだ子「……うん。ずっと信じてるよ、くろひー」
ティーチ「その言葉だけで俺は、拙者は戦えるでござるよ」ニッコリ
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