955: ◆JK0uF1b7Y.[saga]
2020/12/30(水) 02:34:19.65 ID:6BUV/ucbO
グリムが何か言いかけた時、遠くで鳥の鳴き声が聞こえた。
私達は手を止めてその音に注意を向ける。
グリム「ただのミミトリだなァ」
グリムは私の近くに腰を下ろした
その頭を叩く。
グリム「いてッ」
リリィ「続きやるぞ、早く持ち場に戻れよ」
グリム「粗暴な女ははモテねぇぞ…」
リリィ「誰のせいでこれやってると思ってるの?」
それを聞き、すごすご歩く背中を横目に
私も手を動かし始める。
ここは街の外。
動物だけでなく、魔物だって普通に出る場所だ
早くやれる所まで探して帰ろう。
あんな杖
別に見つかっても見つからなくてもいい物だ。
カッコいい杖だったけど、それだけだ。
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