貴方「僕がヒロインを攻略するまどか☆マギカ…オカルト?」マミ「それは終わったわ」
1- 20
525: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2021/03/19(金) 00:37:29.88 ID:i4cDoZ5k0


なぎさ「でも……それはやっぱり味気ないですよ。それに、『魔法のケーキは魔力の無駄だー』って言ってませんでしたっけ?」

あすみ「今いるとこキッチンもないし。てかあったとしても、空腹を満たして栄養補給するだけの行為って考えたら一人じゃ面倒になるよ」

あすみ「大体、飯買うための金得るのだって魔力使うのにさ」

なぎさ「そういえば、家族がいないって……。自分でお金を稼いでるのです? 魔法を使ってお仕事でもしてるのですか……?」

あすみ「……。まあ、そんなとこ」


 あすみはどこか影のある様子で言いました。まるで詳細は語りたくないというように。

 真実はわかりませんが、あまり良い雰囲気ではありませんでした。そもそもあすみもまだお仕事なんてできない年齢。

 なぎさも後ろめたい世界にある仕事の事情はろくに知りませんが、悪い方に想像は膨らみます。


なぎさ「まさか、けしからんことでもして稼いでるのでは……!?」

あすみ「何想像した? 魔力だよ? 身体は使ってないからねー?」

なぎさ「い、いえ……! とにかくまた一緒にお料理しましょう。あすみもまた新しいお料理教えてください!」

なぎさ「そして応用を身につけて、なぎさはいつかあすみを超えてみせるのです!」

あすみ「……また気が向いたらね」


 そう言うと、あすみもまんざらではなさそうでした。一人だから面倒くさくなってしまうのです。

 それに……なぎさも一人は嫌でした。


――――――


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
929Res/759.44 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice