貴方「僕がヒロインを攻略するまどか☆マギカ…オカルト?」マミ「それは終わったわ」
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484: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2021/03/14(日) 21:17:00.61 ID:cW32b/rq0
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 『なぎさ』とかいう子供と知り合ってから二週間くらいが経った。

 それはこの街に来てからの期間ともちょうど同じだ。

 やることはほとんど変わらないけど、同業者もあの子供一人しかいない分、ここでの活動は幾分穏やかだった。


 思い切ってあの家を出たけどやっていけてる。やっぱりこの世は強い者が勝つように出来てる。



あすみ「……こんなとこで何してんの」


 街を散策していると、その外れに魔力の気配を感じた。

 魔女はいないが魔法少女の魔力だけがあった。


なぎさ「魔法の練習……です」

あすみ「ご苦労なことね。練習に使う魔力があるなんて」


 私が来るまで独占できてたのだから、余裕はあるのだろう。

 そういえば、魔法をたくさん練習したいとか言ってたっけ。


なぎさ「……あすみっていつから魔法少女やってるのです? なぎさが見かけたのは最近ですが」

あすみ「ここに来る前は別の街に居た。数ヶ月くらいってとこ」

あすみ「でも契約したての頃から自分よりも経験長いヤツ伸してるよ。経験で全部が決まるわけじゃないから」

なぎさ「そうだったのですね。なぎさもそのくらいか……もうちょっと長いかもです」

あすみ「へー、その間ずっと一人でいたの? 随分と平和な街なのね」


 正直、経験で全部が決まらないとはいえ、こいつより短いとは思ってなかった。

 私も表社会で平穏に暮らしながら魔女を狩ってる奴らよりは実戦経験は多い自信がある。

 魔女だけ狩って平和に過ごしてきた奴よりは私のが戦いを知ってる。しかしなんでこんなこと聞いて来たんだろう。雑談の一種?




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