貴方「僕がヒロインを攻略するまどか☆マギカ…オカルト?」マミ「それは終わったわ」
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323: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2021/02/06(土) 21:14:29.87 ID:DXwxoKNR0


 ……キュゥべえのことはまあ、いいや。どうせ黙れと言われたから黙ったってだけで何も考えてなさそうだし。

 一人で肘を突いて座っている暁美さんのところに挨拶しにいくと、こちらに気づく。


貴方「暁美さん、おはよう」

ほむら「……おはよう」

貴方「今日はよく晴れてて気持ちがいいね。こんな日なら外でやる体育もいつもより楽しめそう」

貴方「……手加減しなくちゃいけないのは退屈だけど。暁美さんもそう思わない?」

ほむら「そうね」


 出来るだけ共感してもらえそうな話題を考えつつ雑談をしてみる。

 返ってくる返事や態度は素っ気ないが、話せているだけでもいいはずだ。暁美さんだって一人でいるのが好きなわけじゃないんだから。

 そんな調子で、時間になるまでいろんなことを話してみた――。


ほむら「あなたって、そんなに喋る人だったのね」

貴方「あ、ごめんね、俺ばっかり話しちゃったかな。暁美さんからも話してよ」

ほむら「……別に。私はそういうのは得意じゃない」

貴方「話に得意や不得意なんて考えなくていいよ。話したいことを話せばそれでいいんじゃないかな」

ほむら「……」


 すると、暁美さんはちょっと考えるように間をあける。


ほむら「……思いついたら」


 やっぱり素っ気なかったけど、そう言ってくれた。

 そろそろ自分の席に戻る時間だ。暁美さんが今度何を話してくれるか、楽しみだな。


――――


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