8:名無しNIPPER[sage]
2020/07/10(金) 22:39:41.29 ID:g8gQ+cZg0
果穂「とーっても面白かったですね!! プロデューサーさん!!」
P「ああ、面白かった……ラストバトルは手に汗握ったよ」
果穂「そうなんです!! 私も、今まで見たラストバトルの中で、一番かっこいいって思いましたっ!」
P「うん。果穂がヒーローが大好きなのが分かるよ。あ、そうだ。次の作品を見る前に、ちょっと一旦休憩しよう。せっかくお菓子も買ってきたんだし」
果穂「はいっ! えっとじゃあ、これにします!」
P「おっ、高いアイスか。じゃあ俺もそれにしようかなあ」
果穂「えへへ、はい! 一緒に食べましょう!」
P「うん……ああ、美味しいなあ」
果穂「はい、とっても美味しいですっ! ……それに」
P「うん?」
果穂「こうやって、プロデューサーさんと暗い部屋で、みんなに内緒で、二人だけで美味しいもの食べてるの、すごく特別って感じです……えへへ」
P「ああそうだ。なにせ、今日だけは、俺と果穂は悪い奴、だからな。この後も寝る時間なんて気にせずに、好きなだけヒーロー映画を見よう、果穂」
果穂「やったー! あっ、でも、いいんでしょうか。私は、正義を貫くヒーローが好きなのに、こんな悪い事して……」
P「果穂。これはな。敵情視察って奴だ。それに悪役の中にも、本当は優しい心を持ってる奴がいたりするだろう? そういう奴を見分けるためにも、これは必要な行為なんだ」
果穂「てきじょーしさつ……なるほど。確かに、たまにそういう敵キャラもいます……あたしには考えもつきませんでしたっ! プロデューサーさんは、やっぱりすごいです!」
P「別にそんな事はないさ……よし、それじゃあそろそろ次の映画を見るか」
果穂「はいっ! あ、あのそれでプロデューサーさん……お、お願いがあるんですけど……」
P「ん? なんだ?」
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