魔法学園で過ごす学生生活第5章 〜安価とコンマと時々卒業〜
1- 20
964: ◆50Z6EuXmS6[saga]
2020/08/16(日) 22:55:15.87 ID:AwSTd+X80
【ヴェルド=アールグレイ・サラ=フェルキ編】


ヴェルドは、本名であるアルスと名乗り、王都に帰還。

証拠こそあまりなかったが、本能からか、現王と第一王子は彼が血統を継ぐものであるとわかったようだ。

サラはしばらくは家族を連れて王国内を放浪。

数年後、正式にアルスが王位を継いだ時、多くの騎士とともに迎えに行ったようだ。

王としては、愚直な面があるアルス。そんな彼を支えたサラ。

2人は、第二王子がめちゃくちゃにした王国を、少しずつ、少しずつ…あるべき姿に戻していったのであった…



【リュウ=グレンドルグ・クーリア=ユーグ編】


2人は卒業後、当てもない武者修行の旅に出る。

剣と魔法の素晴らしさを見出した2人は、自らを鍛え上げることこそ、生きることであると思い、族の退治、用心棒などをこなしていく。

しばらく放浪を続けたのち、ユーグ寮で道場を設立。

公国内でもっとも有名な道場になるまでには、時間はかからなかった…

クーリアの美しさに、魅了される男も少なくなかったが、彼女はリュウのみを愛し続けた…


【アクエリア=グレンドルグ編】

領地に戻り、グレンドルグ家を継ぐことになった。

隣接するエラーディア領が皇帝の領地になったことに驚くが、それでも彼女は自らの領地を守り続けた…

リュウとは、卒業後、1度も合わなかったという…


【リンナ=シルキード・フォン先生編】

リンナは領地に戻り、シルキード領を正式に継承。

新王の動きに注意しながら、腐敗していった貴族たちへ注意を喚起。

また、多くの知識人を呼び、学問の領地であるように努めた。

その中には、あのフォン先生もいた。学生時代から思いこがれたフォン先生に、リンナは思いを伝える。

結果は…シルキード領の歴史に『フォン=シルキード』という名前があることから、わかるだろう




【ゼルド=フィンドリング編】

卒業後、フィンドリング商会の跡継ぎになる。

今回の1件で照会内での彼の評価は大幅に見直され、一気に会長へと上り詰めた。

公国だけでなく、王国や帝国にもコネができ、ヴェルドには大恩が、フィニーとザルグとは友人である、ということが大きな力となった。

最終的にマリステア商事も合併。商会は大陸の商売を司る凄まじい力を得ることとなった。

だが、彼はなんだかんだでお人好しでもあり、憎めなない人柄でもある。

アルス新王は、彼をそう評価した。

彼は、生涯独身であった。学生自体…いや、それ以前からの思い人を失ったから…とも言われたり、ホモだから、とも言われたが真偽は不明。



【カーネル先生編】

卒業を見届けた後、帝国・マークロイド領に戻り、継承する。

魔法学園や傭兵といった異色の経歴を持つ彼であったが、その経歴のためか、柔軟な政策を行い、評価は上々であったようだ。

また、彼は私塾を開き、多くの人物が彼の元に集ったようだ。

時たま、ゼルドと飲み会を開いていたりしていたように、教え子との関係もまた良好であったようだ…


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
970Res/427.04 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice