魔法学園で過ごす学生生活第5章 〜安価とコンマと時々卒業〜
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881: ◆50Z6EuXmS6[saga]
2020/08/15(土) 16:37:45.82 ID:qFPNZW1S0
【数日後】


【魔法学園 学長の部屋】



ギース「そもそも、かつて魔物をも作り出したのはその『神』と呼ばれるもののため、らしい」


ギース「そして、元々は、魔族と人間を殺すために…とのことらしいけど」


フィニー「なぜ、そんなことを?」



ギース「…大昔。人間には魔力がなかったらしい」

フィニー「ふむふむ」



ギース「だけれど…あるときから『魔力を持つ人間』が生まれてしまった。それは…」


ザルグ「人間と魔族のハーフ、ということか。フィニーみたいに…」


ギース「おそらくは、ですね」



ギース「それが原因かはわからないけれど、神はそれに怒り狂い…魔物を作り上げ、種族を滅ぼそうとした」



ギース「が…3つの王がそれを止めたんだ」


フィニー「なるほど」



ギース「だけれど、1回の敗北で終わる神ではない。2度目の襲撃へ準備を重ねたのと…大陸に遅効性の呪いをかけた」

フィニー「それが…魔族の『狂気』ということですか」

ギース「うん。魔力を消費した結果…デナント卿やエルおばさんは魔法が使えなくなった」


ギース「それと同時に、子どもをつくる機能も奪われたみたいだけれど…」

フィニー「そんな…」





ギース「…僕も、それを止めようと動いたけれど…ダメだった。というかこっちから出れないしね…」

フィニー「そうなるんですか?」


ギース「だから…いや」



ギース「…紆余曲折あって、こちらのことを調べることができた。そして…僕が召喚されたときから…ジエルグ。そこから『神』の存在を感じたんだ」



フィニー「そして、それを止めなくてはならない…ということですね」


ギース「…」


フィニー「ギースさん?」



ギース「…」


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