675: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2020/08/28(金) 00:29:44.31 ID:q2vbU3s6o
開拓者と弟子が出会ってから2か月、修行の仕上げとして選んだ場所は……魔界林。
開拓者「何度も来ていい場所ではないとは思うが、ここより修行に適した場所も無いだろうからな」
弟子「どういう攻撃を仕掛けてくるのか分からない変な生き物だらけだ」
最後の一週間、弟子は魔界林に住み、寝る間も惜しんで魔物と戦った。
時々、開拓者も様子を見に来た。
弟子「旨そうな弁当だなー。師匠が作ったのか?」
開拓者「いや、これは……知人が作ったんだ」
弟子「一緒に住んでる女の人か」
開拓者「おい、心は読むなと言っただろう!」
弟子「あっ、そうだった。悪い悪い」
そして、一週間はあっという間に過ぎ去った。
開拓者「仕上がったか?」
弟子「バッチリだ!」
開拓者「すまんな。最終的に、遠距離攻撃などの課題について的確な指示をできなかった」
弟子「大丈夫。答えには自力でたどり着いたさ」
弟子「まだ実戦で上手く使いこなせるかどうかは微妙なところだけど」
開拓者「奥の手は極力使うんじゃないぞ」
弟子「分かってるよ。オレもあまり使いたくない技だしな」
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