470: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2020/08/08(土) 23:02:09.97 ID:m/CaAXbAo
竹槍戦士「おりゃおりゃおりゃおりゃあ!」
筋肉戦士「……!」
弟子「なんて速い連続突きなんだ……! まるでボクサーのパンチだ。集中しても避けきれる気がしない……」
開拓者「竹槍の強みは軽さだ。お前の槍では、鍛えてもあの速度は出せない」
筋肉戦士は槍を掴もうとしているが、手が届いていない。
弟子「おかしいぞ……? よく見ると、槍が体に当たってない」
開拓者「あいつの突きは飛ぶんだ。空飛ぶ鳥も打ち落とせる」
弟子「どれだけ鍛えたらそんなことができるようになるんだ?」
開拓者「もちろん直接当てた方が威力は出るが……おっ、攻め方を変えたぞ!」
竹槍戦士は距離を取って顔を狙い始めた。
顔面は鍛えられない。たまらず顔を腕で守る筋肉戦士に、竹槍戦士は一瞬で肉迫する。
竹槍戦士「ウォオオオッ!!」ゴウッ
みぞおちへの渾身の一撃に、筋肉の鎧はついに砕けた。
筋肉戦士「お、のれ……」ドサッ
槍は最後まで刺さらず。
しかし腹部への強い衝撃を受けた男はたまらず崩れ落ちる。
審判「勝者! 竹槍戦士!!」
竹槍戦士「ウォオオオー!!」
竹槍戦士たち「「ウォオオオー! 俺たちの勝利だぁー!」」
ボディビルダー「そんな! 筋肉戦士さんの筋肉が負けるだなんて!」
689Res/504.38 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20