437: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2020/08/07(金) 21:07:51.98 ID:YqrdLLoIo
※戦闘の勝敗について
スキルとステータスを見て、勝ち目がありそうなら勝ちます
開拓者(頑張れ、弟子。今のお前なら勝てない相手ではない!)
しかし開拓者の予想と違い、怒りに燃える弟子の連続の突きは、残酷剣士にひらりとかわされる。
残酷剣士「遅いですねぇ」
弟子「くっ……当たれ!」
弟子は敵の動きが見えているが、敵もまた槍の動きが見えているのだ。
開拓者(槍術の練度の低さが問題か……。だが、リーチのおかげで残酷剣士は防戦一方だ)
下っ端「処刑の邪魔をするな!」
弟子を背後から攻撃しようとする下っ端たちを、先ほどまで見ているだけだった観衆が食い止めた。
通行人「邪魔はお前らだ!」
ごろつき「下っ端どもは任せろ!」
激しい連続攻撃はスタミナを消耗する。
弟子の動きが鈍った隙を、残酷剣士は見逃さなかった。
残酷剣士「もらった!」
首を狙ったノコギリ剣の突き。
それを、弟子は落ち着いて、槍を手放しつつしゃがんで回避し、残酷剣士に組み付き、柔道の技を使い地面に倒す。
残酷剣士(この男、師と同じ技を……!)
開拓者(ここまでは俺の戦いと一緒だ。ここからどうする?)
素早く離脱し立ち上がる残酷剣士と、素早く槍を拾う弟子。
弟子(チャンス!)
立ち上がったばかりの残酷剣士は、体勢を崩していた。
残酷剣士は回避が間に合わないと判断し、ノコギリ剣で穂先を受け流す。
残酷剣士(残念でしたね、その程度の突きでは簡単に防御が間に合う。そしてわたくしの強靭な握力は絶対に剣を手放さない!)
689Res/504.38 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20