202: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2020/07/14(火) 22:40:38.18 ID:sGyK8Fafo
その屋敷は霧深い森の中にあった。
豪華な装いではあるが大変古びており、外装、内装ともにリフォームが必要だ。
開拓者「彼女から依頼を受けて来た。開拓者だ」
貴族「おお開拓者よ! よく来てくれた!」
開拓者(こいつ……大資産家じゃない! その息子だ!)
開拓者(苗字が同じだからだまされた!!)
貴族「さて開拓者よ。お前は我輩を守るための警備チームを作るのだ!」
開拓者「……ん? 邸宅のデザインではないのか?」
貴族「それはこの家政婦に任せる」
家政婦「え、ええっ……!」
開拓者「デザインについても俺に任せてくれないか?」
貴族「駄目だ!」
貴族「邸宅のデザインには美的センスが必要だ。そうなるとやはり若い女性がやるべきだ!」
貴族「そして、我輩を守るためのチームを組織する仕事は、お前のような屈強な男でなれば務まらん!」
家政婦(……)ジーッ
開拓者(家政婦が助けを求める目で俺の方を見ている)
開拓者(助けて欲しいのは俺も一緒だ……)
689Res/504.38 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20