129:名無しNIPPER
2020/07/04(土) 23:14:06.21 ID:OoTzgBfJ0
〜79日目〜
・公園
邪神ちゃん(刻一刻と、死の足音が近づいて来ている……)
ぺこら「よっこらせ、と……」
邪神ちゃん(まだ日数に余裕があるうちは、こうして外にでも居れば気を紛らわせていた……)
ぺこら「よし、水汲み終わり。今日は天気もいいし、ついでに洗濯もやってしまいましょう!」
邪神ちゃん(だが、そんな小手先の誤魔化しはもはや通用しない……死が現実のものとなりつつあるのだ……)
ぺこら「次は野草摘みに行きましょうか。この後スーパーのタイムセールがあるから、あまり時間はかけられませんが……」
邪神ちゃん(怖い……ただただ不安だ……! 神でも仏でもいい……! なにか大きな存在にすがりたい……!)
ぺこら「おおっ! 50円玉が落ちている! ですが、ネコババはいけません。あとで交番に届けておきましょう」
邪神ちゃん(って、なんと恐れ多いことを考えるんだ私は……! そんな事したら魔界のパパ達に顔向けできませんの……!)
ぺこら「ふぅ……やっと一息つけそうです。駅前で配ってたティッシュに付いていた飴ちゃんをいただくとしましょう♪」アーン
邪神ちゃん「……おいっ! 知り合いがずっと頭抱えて悩んでんだから声くらいかけろや!」
ぺこら「うわっと!?」
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