42:名無しNIPPER[saga]
2020/07/02(木) 22:25:51.21 ID:0AxqYuWp0
「佐々木哲平さんですね。警視庁特命係の杉下と冠城です。少しお話があります。」
そこに現れたのは右京と冠城だ。するとどうだろうか。
刑事を名乗る男たちが訪ねてきた瞬間、哲平は思わず顔面蒼白となり額には冷や汗がビッショリと垂れていた。
何故このタイミングで警察が現れたのか…?
一瞬で頭の中が真っ白になり思考が停止してしまうほどだ。
「あの…警察が何のご用で…?」
「佐々木さん、あなたこの一ヶ月間留守にしていたそうですね。
大家さんが一ヶ月前に起きた雷で部屋に異常がないか訪ね回ったのにあなたの部屋だけ確認が取れていないそうです。
そこで何か異常がないか調べさせてください。」
そういうと右京たちは強引に部屋の中に入り込んだ。
いくらなんでも唐突すぎるがこれはあくまで体のいい口実に過ぎない。
右京たちにしてみれば要はこの部屋に入れれば口実なんてなんでもよかった。
ちなみに哲平の部屋だがワンルームの間取りで机とベッド以外には少年ジャンプの雑誌がぎっしりと詰まっている本棚くらいしかない。
一通り部屋の中を見回すと右京はこの部屋である異様なモノを見つけた。それは冷蔵庫に置かれた電子レンジだ。
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