【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです 8巡目
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678: ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2020/07/26(日) 23:23:36.51 ID:czZ2YV6O0
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ドロシー「きーす! きーす!」

ツクヨミ「き、キスとかじゃないのじゃ接吻とかじゃないのじゃぁ! ただ、妾はお酒を口移しで飲んだら、酔いも醒めるんじゃないかなーと……そんな、イヤらしい理由で先ほどの命令をしたわけではなく……!」

セクハラ淑女とかしたドロシーさんの横でツクヨミが耳まで真っ赤にさせながら言い訳をしている。

ファティマ「うぇええええええええ……ひっく! うう、うぅうううううう……」

クスノキ「あーっはっはっはっはっはっは! お、お腹痛い……! いーっひっひっひ…………ぃ?」

さっきから泣き叫び笑い叫んでいた二人が、こちらの様子を見て少し静かになった。なんでだ。

……そして、僕はというと――。

ユウナ「んー…………」

ワイズ「……………………」

お口に少しのお酒を含みながら、目を瞑って唇を軽く突き出しているユウナの前に立っている。

……なんで僕は打ち上げの場で彼女の口にお酒を流し込まないといけないんだ。どういうことだ。

というか、お酒にぎゃい。なんだこれ、もっと爽やか感じだと思ってた。舌がにぎゃい。

…………あああああああもう、恥ずかしいなぁ……!

ドロシー「舌入れろー! 絡ませろー! きーす! ちゅー!」

ユウナ「……? ワイズ、まだー?」

ああもうわかったよ! やってやるよ! こん畜生!

やけくそみたいな決心をし。僕はジェスチャーでもう少ししゃがんでってユウナに言って、顔に手を添えて、口を持っていき――。

ワイズ「んっ…………」

そのままユウナの唇に自分の唇を押し付けた!



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