【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです 8巡目
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404: ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2020/07/19(日) 21:51:41.20 ID:L5S4vXVr0
ジョンソン「…………ジョンソン、でいいですから」
「いえいえ、名前を略したりするのは失礼に当たりますから。ちゃんとフルネームで呼ばせていただきますよ」
「ぷっ、おいおいプリシラ。あいつ二回もジョンって言ってるぞ? 二回繰り返す意味あるか?」
プリシラ「ご、ゴリラさん……!」
あのゴリラ……! というか、あの小娘……あいつが術者かっ……!
ジョンソン「もしもしプリシラさん? 貴方がこのヌイグルミどもを操っているんですか?」
プリシラ「へっ……!? え、あ、ぅ、ち、ちがっ……」
「あああああああんっ!? てめぇ、プリシラ困らせてんじゃねぇぞ!? ジョンジョン!!!」
「いやいやいけませんよゴリラ。そんな略し方は、ちゃんとジョン・ジョンソン先生と正式な――」
ジョンソン「…………どうやら、まずはそのぬいぐるみたちを廃棄処分しないといけないようですね? 先生をからかうとどうなるのか、まずはその身をもって理解させなくては……」
「は?」
「はい?」
プリシラ「ま、待って……! そ、その喧嘩は止めてっ……! あと、ゴリラさんと騎士さんを廃棄とか……言わないで……!」
ジョンソン「大丈夫ですよ、意識は残しますから」
プリシラ「ひえぇ……! だ、だからそうじゃなくてぇ――」
やれやれ、さっきからもごもごとはっきりしない小娘だ。
あの小娘にもお仕置きだ。さて、教師としてここで教育を――――。
ユレイ「たっだいまー! ユレイ先生、見事酔わないで帰ってきましたー! ひっく!」
「……」
ジョンソン「…………」
「おうおうおう、やんのかやんのかっ! そのもやしボディーへし折ってやらぁ!」
プリシラ「う、あ……ゆ、ユレイせんせっ……ぇ!」
ユレイ「へっ?」
……邪魔が入った。
どうやら、ここは一度撤退をし……また後程こいつらに教育をしましょうか。
私は心優しいですから! ダメな生徒にもちゃんと寄り添いますので! ははははははは!
…………あの年増ぁ!
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