【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです 8巡目
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403: ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2020/07/19(日) 21:50:43.16 ID:L5S4vXVr0
幕間 ジョンソンとプリシラ
ジョンソン「……はぁ」
何故私がこんなことを……ひきこもりの世話なぞあの年増女に任せておけばいいものを……ああ、出張か。ちっ。
それになんだ「ちょっと最近授業に出てない子がいるっぽいから簡単に様子見てきてくれる? おねがーい」? ぶっ殺すぞ校長。
ジョンソン「ん、んっ、あーあー…………よし行こう」
保健室に入る前に喉の調子を整える、こういうのは第一印象が肝心だからな。
ジョンソン「失礼します、ここにプリシラさんは――」
「おや、我らが姫に何か用でしょうか?」
扉を開けると、我が物顔で椅子に座っている、ホラーなヌイグルミがいた。
…………ここはいつから子供の遊び場になったんだ?
「ああ失礼、実はファティマ嬢もユレイ嬢もただいま保健室に居ないため、この私が臨時の臨時で保健室を任されているのですよ」
どうなっているんだこの学校は。頭おかしいんじゃないのか。暇そうな他の教師を呼べばいいだろうが。あの神代馬鹿でも適当に座らせておけばいいだろ。
プリシラ「…………?」
「いけねぇプリシラ! 男の声だ! 目を合わせた瞬間に襲われるぞ!」
…………は?
……こほん、どうやら目的の人物が顔を見せてくれたようです。平然に平然に。適当に話をして、帰りましょう帰りましょう。
ジョンソン「ええと、貴女がプリシラさん――」
「あっ、もしかしてあなたがジョン・ジョンソン先生でしょうか? 」
ジョンソン「あ?」
あ? そこの不気味人形なんて言った?
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