4: ◆C2VTzcV58A[saga]
2020/06/21(日) 20:39:26.23 ID:SU8ObpYy0
円香「参考にするつもりはありませんが、あなたは高校生の時、なんて書きました?」
P「俺か? えっと……あ、そうだ。社長って書いた」
円香「はっ」
P「鼻で笑われた!」
円香「なれるといいでちゅね」
P「でもわかるだろう? 人間誰しも偉くなりたいじゃないか」
円香「確かに、私もあなたよりは社会的地位を上にしたいという欲はあります」
P「俺が基準なのか……」
円香「なんだか私があなたを意識してるみたいで嫌なので取り下げていいですか」
P「その発言自体が意識してる証拠にならないか?」
円香「………」
P「………」
円香「きも」
P「女の子はそれ言えば勝てるからずるいよな!」
円香「流石に今のは自分でも卑怯だと思いました」
円香「なので、白状しますけど……初めてですからね。家族以外でこれだけ付き合いの不快……深い異性ができるのは」
P「今発音おかしくなかったか」
円香「思春期の不安定な心が恨めしいです。きっと、必要ないことまで考えたり感じたり、本当に面倒」
P「……ちなみに確認なんだが」
円香「はい、おしまい。これ以上は何を聞かれても答えたくありません。言いたくありません。伝えたくありません」
P「残念だ」
円香「本当に?」
P「少しだけ、ほっとしてるところもある」
円香「でしょうね。……はぁ、私も浅倉みたいにいつでも同じ調子でいられればいいのに」
P「透か……でもあの子もあの子で、結構どきどきしたりどきどきさせてきたりするけどなぁ」
円香「……ふーん」
P「あ、いや、でも別にやましいこととかは全然、な?」
円香「桃色で幸せそうだこと」
P「違うんだ円香」
円香「なんですかミスタースケコマシ」
P「スケコマシって肉声で聞いたの生まれて初めてだよ」
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