[安価」王国の公務員になって世の中の為になる。
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27: ◆wd6IvTtDzM[saga]
2020/06/16(火) 21:25:06.65 ID:qTWaZ02o0
老婦人は落ち着いた物腰で話をした。

老婦人(アン)「わしはきちんとお金を払ったよ。それなのにまだ来ないなんてね。詐欺だと思って当然よ。」

エド「確かしそうですね。」

アン「そこのお嬢さんはどうだと思うのかしら?」

コトー「はい? え、えっと...何か怪しい匂いがします...」

アン「とにかく、早く何とかして欲しいね。お金はともかく犯人を捕まえてくれ。」

エド「はい。その、この話と関係ありませんが質問してよろしいでしょうか?」

アン「こんなに年を取ると話す機会がないからのう、なにかしら?」

エド「家の中を見ると高そうなのが沢山あるみたいですがどうやって得たんですか?」

アン「ああ。これはわしの息子がくれたんじゃ。わしの息子は製鉄所の社長で結構儲けてるらしい。」

アン「毎月生活費と記念日にはこうやってプレゼントを贈ってくれるのじゃ。もういらないって言ったのにね...」

エド「孝行息子、ですね。」

アン「うん...でも仕事が忙しいからって会わせてくれないんじゃ。もう十分お金はあるのにのう...」

エド「...」

アン「...その注文したダイヤの指輪は息子が初めてくれたものに似ていて欲しかったんじゃ。」

アン「この年になると物忘れが酷くてね。失ってしまったんじゃ。それだけは特別だから欲しかったのにのう。」

エド「...もしこれが詐欺ではなく何かの事故だったのなら、必ず持ってきます。」

アン「...ふふ。頼りになるのう」

そして家を出る二人。

コトー「あとはサウスさんとセラさんに会って情報を共有するだけだね。」

エド「いや、もっと情報が欲しくありませんか?」

コトー「...どういうこと?」

エド「あの婆さんが何かを隠してるかも知れない。ここは俺の能力で中を調査するのが確実だと思う。」

コトー「...それって犯罪なんじゃないの?」

下1 中を調査する? するならコンマに2の数字がでたら成功。


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