11: ◆uYNNmHkuwIgM[sage saga]
2020/06/12(金) 21:38:52.78 ID:BHjCA0Mo0
ホームルームも終わり、急いで教科書やノートを鞄につっこむ。教室を後にしようとしたとき、声をかけられた。
「陸、帰り暇?女子高の子たちとこの後カラオケに行くんだけど、お前も行く?」
「陸がいると女子たちのテンションも上がるだろうからさ、な?行こうぜ。」
そう誘ってきた友人達は、なんとも浮ついた顔をしていた。これは結構可愛い子を揃えているとみえる。そう考えると魅惑的なお誘いではあったけれど、ホイホイとついていくわけにはいかなかった。
「悪い、今日バイトなんだ。」
「今日も?よく働くなぁ。」
「ほぼ毎日じゃね?マジやばくね?」
そういえばこいつらの誘いをいつも断ってばかりだな、これで何連続だろうと頭の中で指を折る。悪いとは思うけど、こればかりは仕方がなかった。
「金がいるんだ、すまん。」
そう言うと、友人たちは仕方ないなと諦めたようだった。
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