花子「新しい!」貞子「生活!」メリー「なの!」
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73: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/16(火) 16:02:55.20 ID:dgPNsq/R0
貞子(実際、男さんの問題は心臓だけじゃないですしね)
貞子(お酒で死んだり打ち所が悪くて死んだり)
貞子(どうも死ぬってことに対する運がとても悪い気がします。悪運が無いといいますか)
74: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/16(火) 16:03:58.74 ID:dgPNsq/R0
貞子「んー、寮って言っても結構いろいろあるんですねー。どこも細かい規則みたいなのはなさげですけど・・・・・・」
男「ん?貞子さん、それ何のパンフレット?」
貞子「メイド寮のパンフレットです。どこもそこそこの違いがあって割と悩むんですよね」
75: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/16(火) 16:04:51.70 ID:dgPNsq/R0
貞子(男さんが私たちを性的な目で見ない理由がわかりました)
貞子(彼にとって、私たちは庇護対象だったわけです。自分の娘のようなもの)
貞子(一部の変態を除いて一般の父親が娘に欲情しないように、男さんも私たちを女として見ていなかった)
76: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/16(火) 16:05:27.34 ID:dgPNsq/R0
男「えーでは、貞子さんの門出を祝って、かんぱーーい!」
「「「「かんぱーーい!」」」」
メリー「・・・・・・って、乾杯したのはいいんだけど、なんで貞子が全部料理作ってるの?」
77: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/16(火) 16:06:22.56 ID:dgPNsq/R0
男「メイド修行といい芸能人レッスンといい大変そうだな」
メリー「山奥とかジャングルとかすごいの。こちとら空調が整った空間でしか過ごしてないの」
花子「山奥も楽しかったよ。普通にキャンプって感じで」
78: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/16(火) 16:06:55.93 ID:dgPNsq/R0
貞子「それでは、行ってきますね」
男「ああ。がんばってな。気が向いたらまた遊びに来てくれ」
メリー「いつでも戻ってきたらいいの。てか週一ぐらいで掃除しに来てくれたら嬉しいの」
79: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/16(火) 16:08:13.60 ID:dgPNsq/R0
―1か月後―
同僚「貞子さん。今日の夜、時間は空いてますか?」
貞子「え?はい。私はいつでも暇ですよ」
80: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/16(火) 16:08:58.93 ID:dgPNsq/R0
貞子(寮や職場の人たちは本当に良い人たちばかりです)
貞子(なにかと気にかけてくれますし、かわいがってもらえてますし)
貞子(なんていうか、大学のサークル仲間とかこんな感じなんでしょうかね。大学行ってないですけど)
81: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/16(火) 16:09:43.29 ID:dgPNsq/R0
貞子(・・・・・・今は、どうでしょうか。みなさん、確かにとてもいい人たちばかりです)
貞子(不必要に和を乱したりはしない。同じ仕事をしているから話も合うし共感もできる)
貞子(でも、なんだか壁を感じてしまう。相手のプライベートに必要以上に踏み入らないように気を遣っている)
82: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/16(火) 16:11:18.94 ID:dgPNsq/R0
ブーブー
貞子(電話、メリーさんから?)
貞子「もしもし、メリーさん?貞子ですけど」
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