花子「新しい!」貞子「生活!」メリー「なの!」
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131: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/22(月) 14:37:36.18 ID:mjqEPgWd0
男(・・・・・・なんだ、ここは。周りが、すごく暗い)
男(暗い何かが、襲ってきている。俺は、いったいどこにいるんだ?)
男(・・・・・・でも、俺のいるところまでは来ない。いや、阻まれているのか?)
メリー「あ、起きたの。ってことは寝たってことなの」
男「・・・・・・メリーさん?」
メリー「ここは男の夢の中なの。夢って言うか精神世界って言うか魂そのものっていうか」
男「はあ、何を言いたいかはなんとなくわかった。わかったけどなんでメリーさんがここに?」
メリー「私と男の魂をリンクさせたの。だから当然なの」
男「えっ、魂をリンクさせたって?」
メリー「覚えてないの?男はある都市伝説に呪いをかけられたの。それで放っておいたら死ぬから、私の生命力をリンクさせたの」
男「すごく淡々と言ってるけどすごいこと言ってるな?」
メリー「とはいっても、事実だから仕方ないの。ってことで魂そのものが見えないチューブとかトンネルで繋がってる感じなの。だからこうやってお互いの精神の世界に行き来できるの」
男「なるほどなぁ。なんか世の中すごいことできるもんだな」
メリー「んで、私も男もこのままじゃ死ぬから私が全部の意識をこっちに持って来て、自分の身体の活動を停止させてるの」
男「・・・・・・メリーさん、ああ、そうだ。メリーさんは、確かただの人形になってて」
メリー「意識を保ったままじゃ身体を人形化することができなかったの。だからちょっとお邪魔してるの」
男「で、俺を襲った犯人は?」
メリー「・・・・・・そもそも、今回男はあいつの罠にひっかかったの」
男「え?」
メリー「ホラーサイトを漁ってたってのがそもそもの罠だったの。まさかアレが原因で都市伝説に引っかかるとは思いもしなかったの」
男「え?え?」
メリー「あいつの手口も巧妙なの。まさかホラーサイトそのものに罠を張ってるなんて」
男「ホラーサイトそのものに?・・・・・・ウイルス的な奴は貞子さんがやってるが・・・・・・いや、違う。ホラーサイトそのものってことは、内容の方か」
メリー「わかったの?」
男「都市伝説の中には知っただけで効果を及ぼすようなやつがある。ムラサキカガミとか。それ系で考えると・・・・・・」
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