105: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2020/06/07(日) 00:43:12.41 ID:XYo/Mc2to
昔、とある土地での開拓中の出来事。
気候学者「か、乾季の最中に豪雨が降るなんて。こんなことあり得ない!」
開拓者「ほう、久しぶりに見たな」
気候学者「開拓者さん、何か知っているんですか?」
開拓者「これは俺が王国に雇われる前、流浪の開拓団にいた頃の話なんだが」
開拓者「俺たちの開拓は、半年以内の短期間で行われていた」
開拓者「あまり時間をかけすぎると、作った町がどこかの連中に乗っ取られてしまうからな」
開拓者「しかし世界には、季節によって全く姿を変えてしまう土地がある……」
気候学者「それではせっかく出来た町が季節の変化で水没することも起こり得ますね」
開拓者「ああ」
開拓者「だがそういう土地では、不思議なことに、開拓中に他の季節に変化することが稀に起こる」
開拓者「俺たちはその現象を『自然の悪戯』と呼んでいた」
開拓者「他の季節の様子が知れて開拓の役には立つのだが……急な現象だから、起こるたびに軽くパニックに陥っていたな」
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