6: ◆C2VTzcV58A[saga]
2020/05/31(日) 03:12:46.61 ID:zcfde6Ug0
ありす「この辺ですか」
P「んー、もうちょっと下かな」
ありす「じゃあこのあたり?」ピト
P「あんっ」
ありす「今の、普通に気持ち悪いです……」
P「普通に落ち込む……」
ありす「幼きあの日に大きく感じた背中が、今はしょぼくれて見えます」
P「前半ポエミーからの後半普通に悪口」
ありす「ほら、背筋伸ばしてください」ペタッ
P「お〜、冷たくて効く〜〜。ありがとう、ありす」
ありす「どういたしまして」
P「しかし、俺も歳とったなぁ。すぐ肩とか腰とかにくるようになった気がする」
ありす「もう30歳越えてますもんね」
P「おっさんだなぁ」
ありす「オジサマになれればよかったんですけどね」
P「ヒゲでも生やしてみたらモテるかな?」
ありす「私の好みじゃないですね」
P「ありすの好みかどうかは関係なくないか?」
ありす「本当にそう思います?」
P「………」
ありす「ひょっとしたらPさんは、三十路の冴えないおっさんをずっと恋い慕っている美少女がいるなんて都合のいいことがあるはずない、と思っているのかもしれませんが」
ありす「残念でしたね。私は都合のいい女の子です」
P「ありす………」
ありす「なんですか」
P「自己評価、高くないか?」
ありす「誰かさんに褒められながら育ちましたから」
P「俺のせいか」
ありす「はい、あなたのせいです。責任を取るべきですね」
P「俺のダメなところ、たくさん見えるようになったんじゃないのか」
ありす「それはもちろん」
P「だったらどうして」
ありす「惚れた弱みじゃないですか?」
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