【モバマス】日野茜、松岡修造「一緒に……どこまでも熱くなれよ!!!」
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11:名無しNIPPER[saga]
2020/05/29(金) 23:21:18.95 ID:RzBbaYq30
『うわぁ〜!すごい、綺麗ですね……それに、いい匂いです……!』

『ひとくちにバラと言っても、色とりどりなんですね。よく見ると、形もビミョーに違いますし……あ、ここには蕾もあります!それに、奥の方には、まだ葉っぱだけのものも……』


以下略 AAS



12:名無しNIPPER[saga]
2020/05/29(金) 23:22:35.72 ID:RzBbaYq30
「…なんだか、私たちアイドルをみているみたいですね」

「それは、どういうこと?」

「…どれも、一生懸命に花を咲かせようとしてるじゃないですか。花が咲いたものも、まだ蕾の状態のものも、まだ芽が出たばかりのものも。それに、このバラ園にはきっとこんな場所が他にも、たっくさんあると思うんです」
以下略 AAS



13:名無しNIPPER[saga]
2020/05/29(金) 23:23:45.21 ID:RzBbaYq30




「そういえば、修造さん……覚えていますか?今日が、なんの日か」
以下略 AAS



14:名無しNIPPER[saga]
2020/05/29(金) 23:26:11.81 ID:RzBbaYq30
「もう、覚えていないかもしれませんけど……今日は、私が初めて修造さんと会った日なんです。あれから……もう4年も経ったんですね」

「…そうだったんだ……僕は、とても楽しかったよ。346プロさんのみんなと、それにキミとも、こんなにも話し合うことができて。本当によかった……僕は、本当にそう思ってる」

「…私もです!私が、今こうして花を咲かせられたのは……ずっと小さかった頃からの憧れで…そして、自分の目指すべき目標として、常にあり続けてくれた貴方のおかげでもあるんです…!」
以下略 AAS



15:名無しNIPPER[saga]
2020/05/29(金) 23:27:31.41 ID:RzBbaYq30
軌跡が、奇跡になった。
たったそれだけの短い言葉でしたが、僕の胸にはどんな言葉よりも、とても深く染み込んだんです。

最後に交わしたあの約束……僕は、なんとしてもそれを守り抜こうと思いました。茜さんを…あの子を、応援してあげたい!!いつまでも、あの子が花を、自分を咲かせ続けられるように。



16:名無しNIPPER[saga]
2020/05/29(金) 23:29:09.06 ID:RzBbaYq30





以下略 AAS



17:名無しNIPPER[saga]
2020/05/29(金) 23:29:41.29 ID:RzBbaYq30
2ヶ月前にあった、大型テーマパークでのイベント。僕と彼女は再びそこで……出会うことは出来ませんでした。


18:名無しNIPPER[saga]
2020/05/29(金) 23:30:38.78 ID:RzBbaYq30
 向かう途中で、走行中の彼女を乗せた車に、スリップした大型トラックが倒れ込むようにして衝突したんです。何倍もの大きさのものに押しつぶされるようになったため、当然、車は跡形もなく潰れました。
 中にいたのは、何回かお会いしたことのあるプロデューサーさん、そして茜さんを含めた数人で、そのほとんどが即死だった、と後に語られました。


19:名無しNIPPER[saga]
2020/05/29(金) 23:31:33.24 ID:RzBbaYq30
 僕は思ったんです。一生懸命に頑張って、ようやく咲いた彼女の花を枯らしてしまったのは、この僕なんじゃないかと。



目標として、始めからあの子の中に自分が存在していなければ。
以下略 AAS



20:名無しNIPPER[saga]
2020/05/29(金) 23:32:24.79 ID:RzBbaYq30
「…でも、せめて約束は守りたかったんです。『あの子を……一緒にいた346プロさんをいつまでも応援する』という形で」

ーーそれが……松岡さんが346プロダクションのプロデューサーになった訳。ですか?

「…茜さんが言っていたバラの話は、『自分は、咲くことのできなかった多くの種が多くある中で、どうにか咲くことができた』
以下略 AAS



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