魔法学園で過ごす学生生活第3章 〜安価とコンマと時々真相〜
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677: ◆50Z6EuXmS6[saga]
2020/06/27(土) 00:23:00.15 ID:rKxtkj2q0
デナント卿「…今は、せいぜい魔族の保護が手一杯だがね。皆、狂気に囚われてしまう」

シスターエル「私たちも、もう魔法が使えないというのに」



フィニー「私の役目は、なんでしょうか?」



シスターエル「子づくり?」

デナント卿「ザルグ君とクロウズ領を繫栄させることかな」



フィニー「えぇ…」



シスターエル「いや、冗談じゃなく、ね」

デナント卿「結果的に、魔族の血がより強く残っていくからな」



フィニー「…善処します」



シスターエル「後は…貴方の『血』のことなんだけれどね」

フィニー「あ、はい」


シスターエル「『風聖種』の末裔であるあなたの血は、大きく魔力を増大させるわ」

フィニー「…『風聖種』?」


デナント卿「なんでも、大陸に4つの基礎魔法を伝えた4大魔族の血。らしい。もっとも、私たちはもう魔力がないがね」


フィニー「…なるほど」



シスターエル「…ふぅ、伝えたいことはだいたい伝えたと思うわ。他に…確認すべきことはあるかしら?」


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