魔法学園で過ごす学生生活第3章 〜安価とコンマと時々真相〜
1- 20
676: ◆50Z6EuXmS6[saga]
2020/06/26(金) 23:09:54.55 ID:3WKQmTav0
【マーク・エル教会 地下室】



フィニー「シスターエル」


シスターエル「ええ…って…フィニー…眼…」



フィニー「これ、たぶん闇仁の大刻印、ですよね?」


シスターエル「…ああ…ルナ…」


フィニー「シスターエル?」


デナント卿「…今の君は、姉さんにそっくりだ…」


フィニー「…デナント卿、シスターエル…」





シスターエル「ごめんなさい、見苦しいところを見せたわね」

フィニー「いえ…」


デナント卿「…この前の、話の続きだが」



デナント卿「我々の、真の目的。それは…魔族と人間の融和だ」

フィニー「…」

シスターエル「だけれど、それはもう、叶わないの」



フィニー「どういうことですか?」




デナント卿「フィニー。学校で、大刻印は何人いる?」

フィニー「私の学年では、わたしを入れて4人。下級生は、2人か1人と聞いています」

シスターエル「刻印…それは、本来魔族の血なのよ」




フィニー「…まさか、本当に各国の指導者は…魔族の血を引いているんですか?」

シスターエル「ええ。知っていたのね」



フィニー(フォン先生が言ってたことが本当だったなんて…)



デナント卿「かつて、大陸を襲った魔物の軍勢。それを私たち魔族の先祖と、人間たちが手を組み、制圧したようだね」



フィニー「…アレ?魔族と魔物は違うんですか?」

シスターエル「そうね。犬と人間くらい違うわ」


フィニー「全然違うじゃないですか!?」

デナント卿「なんで歴史がこんなふうにおかしくなっているのか…」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/472.94 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice