魔法学園で過ごす学生生活第3章 〜安価とコンマと時々真相〜
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◆50Z6EuXmS6
[saga]
2020/05/24(日) 19:50:57.60 ID:elz7R4do0
【クロウズ領】
ザルグ「さて、と…」
フィニー「ここは…?」
スリア「私、ここは…なんか、嫌な感じが…」
アイリス「ええ、私も…」
ザルグ「…さて、と。この瓦礫をどうしたものか」
フィニー「吹き飛ばせばいいのなら、私の爆発魔法がありますけれど」
ザルグ「…ならそれで頼もうかな」
(そして…)
スリア「…地下室、ですわね」
アイリス「…」
ザルグ「…どうしようかな。フィニーさんだけ、でも…」
アイリス「うう、そんな…私のフィニーが男を選ぶなんて…」
フィニー「いや、アイリスも男を選んだよね…」
スリア「これが百合の末路だというんですか!」
ザルグ「…フィニーさん、来てくれる?」
フィニー「は、はい!」
【地下室 儀式の間】
フィニー「これは…」
ザルグ「うん。おそらくだけれど…」
フィニー「…今、ザルグさんのお付きにとりついてるのは…ここで」
ザルグ「そう、みたいだね」
フィニー「…うう、血だらけですね…」
ザルグ「17年も前の話なのに、まだ匂いが残ってるんだ。だから、スリアさんも、アイリスさんも嫌悪感を感じたみたいだね」
フィニー「…アレ、私は…」
ザルグ「…まあ、理由はわからないけれど、それほど嫌悪感を感じなかったみたいだから…」
フィニー「ですね…」
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