82: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2020/05/23(土) 22:57:02.26 ID:VcQHQucWo
開拓者「道路の突き当りの壁、ここにします」
開拓者「湖畔の町へ、ひらけゲート!!」
ブゥゥン……
農家「あ、開いた!」
開拓者「早速ご挨拶に行きましょう」
スタッフ「か、壁にぶつかりませんか? わっ、すり抜ける!」
霧深い湖を囲うように作られた町では、住民が一生懸命に働いていた。
労働者U「疲れて、嬉しい! 労働、楽しい!」
生薬が特産であり、殺菌効果を持つ結界の力で、住民たちは皆健康そうだ。
薬学者「おや、見慣れない顔だねぇ。ウェルカムハーブをあげよう。ヒッヒッヒ……!」
苦しみのないこの町は、巷では楽園と呼ばれていた……。
求職者「恐怖の町の間違いじゃないのか」
女騎士「止まれ! 怪しい者どもめ!」
開拓者「私ですよ」
女騎士「こ、これは我らの前主君に対し、とんだ無礼を……!!」
開拓者「前主君? ああ、新しく来た市長さんが今の主君ですね」
開拓者「ワープホール常設の許可をもらわなくちゃ……」
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