古澤頼子「高峯のあの事件簿・マスターピース」
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64: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/18(月) 21:25:23.05 ID:RS4SDFXO0
のあ「古澤頼子が配役した、と言い切る理由もわかったわ」

志乃「賢い方法ではないわね……私刑はどんなことがあっても許されはしない」

のあ「ええ」

志乃「可愛い部下だもの……止めましょう」

真奈美「だが……そうなると、古澤頼子の目的はなんだ?」

のあ「真意はわかりたくもないわ。古澤頼子が求めている状況なのは確かだけれど」

志乃「測りかねるわ……殺されたがっているわけでもないでしょう」

真奈美「この状況を楽しんでいるだけ、か?」

のあ「状況を楽しむのに、身の危険はいらないわ」

志乃「いずれにせよ……捕まえればわかること」

のあ「同感よ」

早苗「志乃さん、ちょっといい?」

志乃「早苗さん……お疲れ様。こんな時間までご協力ありがとう」

早苗「困った時はお互い様。また、自首してきたわ。志乃さんが会った方が早いと思う」

志乃「行くわ……こんな手段で犯罪が減るのは本意じゃないの。わかってもらえるかしら……?」

のあ「ええ、わかってるわ」

志乃「ありがとう……早苗、案内してちょうだい」

早苗「こっちよ」

のあ「……」

真奈美「落ち着くには当分かかりそうだな」

のあ「そうね。真奈美、30分休憩したら出る準備をしましょう」

真奈美「わかった。目的地は」

のあ「三船美優の所へ。志乃の言う通り、直接現場を見るわ」


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